成長ホルモンを増やすにはスロースクワット
成長ホルモンの分泌をうながすのに最も効果的なのは、スロースクワットのようなゆっくりとした筋トレ!
トレーニングの疲労は筋肉中に乳酸や一酸化窒素を蓄積しますが、これが脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌を促してくれます。
また運動でエネルギーを消費する事によって、細胞にいるミトコンドリアを活性化する事ができるのもポイントです。
ミトコンドアは、細胞の中で食べ物からとった栄養と酸素を使い、エネルギーを造り出していますが、運動不足になると数が減ってしまいます。(※ミトコンドリアにある程度の負荷を与えてあげるのが大事)
自然治癒力も、免疫力も、活性酸素を撃退するSOD酵素の合成も、すべてミトコンドリアがつくるエネルギーがなくては成り立たない為、ミトコンドリアが増えれば代謝が良くなり、若々しい身体を保つ事ができるというわけです。
ところでこのミトコンドリア、実は筋肉の中でも背中と太もも(大きい筋肉)に一番多く含まれています。だからこそ尚更、このポイントを鍛えられるスロースクワットがオススメなのです。
スロースクワットのやり方
1.脚を肩幅に開き、腕を身体(胸)の前でクロスする。
2.お尻を後ろに突き出しながら、ゆっくりと下ろす。
(前かがみにならず、背筋を伸ばすように)
3.太ももと床が平行になるまで下ろしたら、、1秒静止する。※ヒザがつま先より前に出ないようにする
(最初は無理して平行まで、下ろさなくても大丈夫です)
4.ゆっくり立ち上がり、ひざを伸ばしきる手前で2の動作へ戻る
(以降2~4を繰り返す)
※一度に何十回も行うのはきついので、10回を1セットとして、一日に数回行いましょう。
(最初は回数・セット数ももっと少なくて大丈夫です)
※痛みがある場合は無理して行わないでください。