「どこに行っても良くならない」結構よく聞く言葉ですよね
なんで良くならないのでしょう?
すごーく簡単に言うと、疲労 > 自己治癒・回復力になっているからです。
疲労に対して回復力が追いつかなかったり、回復力自体の機能が落ちている事がほとんどです。
痛み・不調の発生順序
疲労 → 身体が歪む → 血流が悪くなる → 症状が出る という流れになります。
ちなみに身体が歪むことは、歪むことによって正常に近い状態で活動できるように補正してバランスを取ってくれているので、一概に歪みイコール悪いと考えてしまうのも微妙なところです。疲労がどんどん溜っていき、歪み、血行不良が続くと痛みが出て、動きが悪くなり、壊れてしまいます。
じゃあ、どうすればいいの?
硬くなった腰をただマッサージしたり、電気を当てたり、温めたりしただけでは、身体の回復機能が正常に働いてる人なら良くなっていきますが、そうでない人は、治療を受けたその時は楽になりますが、しばらくすると元に戻っての繰り返しになり、段々と悪くなり骨格の変形なども引き起こします。
なかなか良くならない慢性的な腰痛には、マッサージではなく身体の機能を上げる調整をし、身体の根幹の循環の脳脊髄液の流れ、自律神経を整えてあげることで、どこへ行っても治らなかった症状が改善していきます。
もちろん、日々のストレス、食生活なども改善に作用する大事な要素です。
自律神経
みなさんもこの言葉はよく聞きますよね!
自律神経には活動する時に優位になる交感神経と、リラックスする時に優位になる副交感神経があります。
身体の機能が下がっている方のほとんどが、交感神経が過剰に優位になっています。
交感神経が優位になると
免疫力・治癒力・回復力が低下
末梢の血管の流れも悪くなる(冷えは万病のもと、ガン細胞も冷えを好みます。糖質もですよ)
内臓機能の低下(内臓が疲労物質や毒素を浄化してくれます)
筋肉の過剰緊張 → コリや痛みを作る
※筋肉が過剰緊張していて、横になってリラックスしても硬いままの筋肉をぐいぐいマッサージをしても良くなりません。
副交感神経が優位になると
免疫力・治癒力・回復力が向上
内臓機能の向上
筋肉の弛緩 → コリ、痛み改善
これだけでもわかるように、まず身体の機能を上げてあげる事が、根本改善になります!