最近、学生スポーツの指導者の方達とお話をさせて頂く機会がありました。私が学生の時にくらべ学生たちの体は大きくなり、トレーニングなども科学的にどういう方法が効果的かなどたくさんの情報がありますが、やはり生徒一人一人性格や能力も違うので難しいと・・・。少しキツイ言い方をするとすぐに落ち込んだり、根気が無いとか(笑)そんな中でもなるほどと思ったのが、体は昔より大きくなったが皆、幼い頃に色々な遊びやスポーツをしてこなかった子たちが多いので、体を上手く動かせなかったり、体幹が全然できていないせいで、怪我をしやすいとも言われてました。
なので運動神経の発達、ゴールデンエイジについて少し書きます。
ゴールデンエイジの3つの時期
プレゴールデンエイジ(3歳~8歳くらい)
この時期は自分の身体のコントロールが難しく、右足を出そうとしても左足が出てしまうなど身体に張り巡らされた神経の伝達がまだ上手くいかない時期です。この年代は色々な遊びやスポーツで多種多様な動作を体験させる事が非常に効果的です。
ゴールデンエイジ(9歳~11歳くらい)
この年齢になると、自分が思ったように身体が動かせるようになってきます。プレゴールデンエイジの時期に多種多様な動作を経験しておくと、動きを見ただけでその動きできるようになるなど、技術やセンスなどが大きく成長できる時期です。半面、体がまだまだ出来上がっていないので、長時間の負荷は逆効果になり身体を壊してしまします。
ポストゴールデンエイジ(12歳~14歳くらい)
この時期になると神経系統の9割型が形成されてきて運動神経の急激な成長が止まります。この頃から応用的な動きや反復運動、少しずつ心肺機能を上げていくトレーニングを入れていってもいい時期です。
15歳~17歳以上
段々と大人の身体に変わっていきます。この頃から徐々に筋肉を大きくするトレーニングをしていくのがいいと思います。高負荷のウエイトトレーニングなどは、男子なら高校性くらいから徐々に始めてもいいと思います。(男子17~18歳、女子15~16歳で関節しっかり成長すると言われています)
このようにゴールデンエイジにも時期が分類され、それぞれの年齢・成長に合わせた練習方法を考えてあげると効果的、なおかつ成長障害や怪我のリスク大幅に減らすことが出来ます。
一生に一度しかないゴールデンエイジの時期をどう過ごすかで、子供たちの能力は全然変わってきます!親御さん・指導者の方々が良く理解し、どう取り組むか考えてあげてください。
※年齢は全ての子供たちには当てはまりません。成長のスピードには個人差があり、前後3歳程度違いがあったりします。
アクシスメソッドが最も効果的!!
脳・神経系の伝達をスムーズになることで体が上手く動かせるようになり、動き・技術の習得が飛躍的に速くなります!
加えて、軸が安定し筋肉の連動もスムーズになる事で、怪我のリスクも大幅に軽減されます。
一度しかないゴールデンエイジの時期に正しい動きを身に付けられることで、その先の成長も大きく変わってくると考えます。